組合長 挨拶

 

  

  近年、世界で水産物の需要が大きな伸びをみせている中、我が国の漁業は、資源の変動による漁獲量の

減少や魚介類消費量の低迷等厳しい状況が続いています。こうした状況を踏まえ、平成30年12月8日に国会

で成立した改正漁業法は、適切な資源管理と水産業の成長産業化を両立させるため、資源管理措置並びに漁

業許可及び免許制度等の漁業生産に関する基本的制度を全体的に見直すものとなっています。

 法の施行は国会通過後2年以内となりますが、その運用に係る政省令については、漁村の果たしてきた多面

的機能がそこなわれることが無いよう、特に零細な沿岸漁業に配慮したものになるよう強く要望していきた

いと思います。

 平成30年度は、「第38回全国豊かな海づくり大会~高知家大会~」が開催され、天皇陛下をはじめ全国か

ら漁業関係者が集い、山・川・海の「水」による繋がりと漁業者同士の連携を改めて認識することができました。

 当組合では、これまでの教訓から不祥事を未然に防止するために内部監査室を設置し、牽制機能の強化に努め、また「海と共に人を育てる」をス

ローガンに定め、若手職員で構成する「きづきの会」の取組にも協力して職員のモチベーション向上も図りました。

 運営につきましては、四半期毎の実績検討会を各ブロックで開催し経営の透明化に努め、組合員への理解と周知を図りました。平成30年度の収支

につきましては、度重なる台風被害や集中豪雨、天候不良による休漁等があり、水揚げ金額は計画を下回りましたが、自営定置が好調に推移し、当期

剰余金は8,100万円と計画を上回る事ができました。また、窪津漁協との合併協議が整い、平成31年4月1日付けで吸収合併する運びとなりました。

組合員の皆様、関係機関の皆様のご協力に感謝申し上げます。今後も各浜の課題に向き合い、その解決に役職員一同全力で取組んでまいりますので、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

                                                 代表理事組合長  澳本 健也